| 【優秀賞受賞】 | ◎ ガラス工芸品 ◎ | |
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白山麓の吉野谷には、ものづくりのアーチストや職人が集まる工芸の里がある。内藤さん夫妻も、その吉野谷に移り住んで12年以上になりました。ガラスづくり体験も可能で、繰り返し訪れる方も多くなっています。
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宙吹きガラスにより、一つ一つ手作業で作られたカラフルシリーズ。受賞した注器は、注ぎ口やふたも全て吹きガラスで作られている。 例えば香水ビンなら、ふたで密閉が要求されるのに対し、醤油さしの場合は密閉すると液が出ない。そこで空気穴を入れるが、入れ具合で出過ぎにもなる。また直線の切れ込み穴なら作業が楽だが、空気は入れつつ埃や虫が入らない工夫として、らせんに入れる。さらに、最初はサラサラの醤油が、塩分の結晶化で出にくくなる微妙な変化に対しても試行錯誤を重ねた。使い勝手の良い状態にする加減が、製作のテクニックとして難しい。 大きいものも体力的に大変だが、小さいものを作る細かい作業も大変なのだ。 色は、本体のガラスが熱くてドロドロの時に、色ガラスを表面に巻き付け、馴染ませている。置き方の違いが一つひとつの作品の個性になる。ありそうで他に無い配色を目指している。 ポイントは赤。自己主張して本来器として適さないとされたのとは逆に、この強い色が「置いておくだけでも楽しい。食欲をそそる」と人気になった。 年1回の東京の個展では、良いもの、気に入ったものを厳選して少し持つというマンション生活者との会話からヒントをもらうこともある。モノづくりは、作り手で完結するのではないと感じた。「半分ちょっとは私たちがモノをプロデュースしてる。でも、あとの半分は道具として使う人が、勝手にプロデュースしてくれれば良い」。 白山麓の吉野谷の工房に移って12年。カラフルガラスはその頃からのシリーズだ。色を変え、種類を増やし、作り手側も楽しんで製作を続けている生活の器だ。 |
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〒920-2326 石川県白山市吉野ナ156 TEL&FAX.076-255-5957(吹きガラスの体験申し込みもこちら) http://www.eg-net.jp/~tsubomi-glass/ |